ネットトラブルを防ぐために
日々ニュースが絶えない「ネットトラブル」ですが、どうしたら防げるでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
オイシイ話
もしあなたが「オイシイ話」を知っていたら、普通、赤の他人には教えないですよね。
ネットで「オトク」「もうかる」などの話があったら、ほぼ全てサギ目的だと思って良いと思います。
華麗にスルーしましょう!
コミュニケーショントラブル
ネットの向こう側には人がいます。ロボットがやっているわけではありません。
だから、リアルと同じく、ネット上でも相手に悪いことはしてはいけません。
ネットの会話は文字が中心。相手に伝えられる情報量は会話の時の半分以下です。
だからすぐケンカになります。ちゃんと話し合いするのも難しい。最初からそう考えて使いましょう。
ネットでは名前が出ないからといって、悪いことをするのはやめましょう。
殺害やテロ等の予告・違法アップ/ダウンロードなど犯罪捜査の場合は、IPアドレスなどから誰がアクセスしたかを調査する権限がありますので、確実にバレます。
ネット情報はウソかホントか?
ネットの情報はウソかホントか?実はウソ情報とか、実はダマそうとしているとか、さまざまな考えが動いています。
ホントかウソかは、自分で見極めなければなりません。最初は疑ってかかるのが一番安全です。
個人情報の重要性
ある日突然知らない人が「ネット見ておまえん家来たんだけど」と押しかけてきたらどうしますか?突然イタズラ電話されたりドロボウにあったりしたら?
「プライバシー(個人情報)」を守るというのは、こういったことを防ぐということです。
IDとパスワードは、あなたであることを証明するためのもの。
これが人にばれると、誰でもあなたになりすませる、ということ。
絶対に人には教えない。人にばれないようにする。これはネットを使う上で大事なことです。
ネットで何かに登録するときは、
- 「信用できるところ(会社)か」
- 「いくらかかるか」
- 「自分の個人情報がどうなるか」
がはっきり確認できてからにしてください。
一つでもわからないことがある場合、トラブルに巻き込まれる危険性があります。
個人情報というと名前や住所、電話番号などが思い浮かびますが、「行動記録」というのも重要な情報です。
たとえば、自分がいつどこに居たとか、何を買ったとか、何をレンタルしたとか。
こういった情報が束になると、その人の趣味や性格などが割り出せてしまいます。
パスワードはちゃんと考える
パスワードを考えるのは面倒だけど、いくつかバリエーションも加えて、ちゃんと考えておいた方がいい。
- 年月日に使える数字の組み合わせは犯罪者も想定するのでNG。
- 名前の一部や英単語なども同じくNG。
- キーボードの並び文字列もNG。
- まんべんなく散らして、英数記号8文字以上がいい。
ダウンロードするときの注意点
普通は、よく名前を聞くような企業やサービス以外からダウンロードすることは無いはずです。
それ以外のところからダウンロードする場合は、まずウィルスや法律違反を疑ってください。
ウィルスに感染しないために。
- どんな効果があっても、信用できなそうなファイルはダウンロードしない
- Windows Updateやブラウザーなどのアップデートをいつもやる
- ウィルスチェックソフトを入れておく
- 怪しいWebサイトを見ない
売っているもの、たとえば曲やマンガのデータなどが、タダでダウンロードできるのは、違法(犯罪)の可能性がかなり高いです。
ダウンロードすると逮捕される危険性がありますので、「タダより高いものは無い」と肝に銘じておいてください。
Hなことに注意!
ネットでは、Hなことには手を出さない方が良いです。
サギや犯罪まがいのことがあまりにも多いので、イタイ思いをすることになります。
アクセスしただけで請求された!?
ネットでは、名前やアドレスなどの個人情報を入力し、売買契約に合意しなければ、お金を取られることはありません。
個人情報は入力しなければ知られることはありませんので、アクセスしただけで「金を払え」といわれるのは、ほぼサギといって間違いないでしょう。
普通にWebサイトなどにネットアクセスしただけでは、IPアドレスやブラウザー・携帯電話のID程度しか、Webサイト側には伝わりません。
名前や住所、メールアドレスなどは、わざわざ入力しなければ知られることはありません。
アヤシイWebサイトを見分ける
「怪しいWebサイト」を見分ける方法
- メールなどで送られてきたサイト (まず全て疑った方がいいです)
- 検索で見つけたサイト (一見有益でも変なところに誘導されることも)
- URLを見て怪しいところがある (知ってるサイトを装っているかも)
ネットでの課金について
ネット・ソーシャルゲームにお金を払う基準を考えましょう。
ゲームは開発・運用・設備などいろいろお金がかかっているので、利用料の範囲としてなら悪くは無いと思います。
それを超えてしまうなら、将来泡と消えるものにお金を払うべきか、考え直してください。